職種紹介
研究開発・製品設計開発
1、画像処理検査装置関連・研究開発
画像処理検査装置(液晶パネルなどを製造する工場で欠陥やキズなどを発見するための装置)の開発チームは、既存の開発設計だけではなく、より高速に、検査精度の高い、そして低コストを実現するために最先端技術の開発を行っています。
お客様の新しいパネルが開発された際など、製造プロセスが変わることによる検査レベルや内容の変更に伴い、新規検査の開発を行っています。新しいアルゴリズムの開発や、画像処理ボードやカメラ、ソフトウェア開発など検査の基礎となるものを開発しています。
2、画像処理検査装置関連・設計開発
画像処理検査装置のメカ・電気・ソフトの設計・制作を行っています。画像開発が行っている基礎開発を基に検査装置を動かすための設計開発を行っています。
設計開発部隊は、メカ設計、電気回路設計、ソフトウェア設計のチームに分かれており、検査装置1台の制作に対してそれぞれから1~2名ずつ、計5~6名で制作チームをつくって取り組んでいます。
装置のシステム提案から顧客との仕様詰めなどの受注を担うような仕事を担当しているメンバーもいます。
また、お客様への納入立ち上げまでを行うので、お客様と接する機会があるのも画像設計の特徴の一つです。
3、電磁アクチュエータ関連
医療機器や分析機器、半導体製造装置などに使われているバルブや電磁アクチュエーターなどの機構・制御設計を行います。
営業からの依頼を受け、お客様との打ち合わせを行い、その仕様に基づいて開発部門内で二次元・三次元CAD設計を行い、時には磁場解析シミュレーションを用いて開発を行います。
その後試作品を作成し、検査・評価を繰り返して完成度を高め、
量産に向けての金型を手配し、工場へ引き渡すまでが開発の仕事となります。1つの製品の開発期間はおよそ3~6ヵ月程度です。
産機開発の特徴としては、モノづくりの一工程ではなく、お客様と直接話をして、企画検討をするところから製品の立ち上げまでを幅広く経験できるところです。
4、ファニチャー関連
オフィスチェアの新製品の開発を担当します。
まずは、お客様とお話を進めながら、デザイン案や機能設計を行い、それらが決定した後二次元・三次元CADを用いて設計を行い試作をします。その中で強度解析や機構解析を行い検証して
設計フィードバックします。
これらを繰り返し完成度を高め、全ての工程が完了すると最終設計として、金型用設計に入り、それぞれのパーツが出来上がった後、組み付けて完成となります。
ファニチャー開発の醍醐味は、お客様のカタログや展示会だけでなく、自分が手掛けた椅子を目にする事ができることです。